牧師コラム

コラムNo8

本格的な秋を迎え、紅葉の季節が訪れています。

この時期、キリスト教会では、かつて共に祈り賛美歌を歌った故人を偲び、記念礼拝を行います。

この記念礼拝では、在りし日の故人を思い、故人のために神様の祝福を祈ります。
聖書でイエス・キリストは「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」と言われました。

イ エス・キリストの復活を信じる者の人生は、死んで終わりではなく、死んでも生きると言うのです。つまりイエス・キリストを信じる者は、罪が赦されて神様か ら永遠の命が与えられて、神様が待っておられる天に帰ることが赦されるのです。イエス・キリストを信じる者はこの世にある時も亡くなった後も、神様の御手 の中で安らかに生きていけるのです。

記念礼拝では、今、神様のもとにおられる故人を思い、天地を創造された全知全能の神様に感謝の祈りを捧げます。

そして、故人の信仰にならってイエス・キリストを信じる者が、神様の栄光の為に生きようと決心を新たにする機会でもあるのです。


“わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として
来られるのを、わたしたちは待っています。”(フィリピの信徒への手紙3章20節)

2012/11/02