牧師コラム

コラムNo3

下関丸山教会では、毎週水曜日に聖書の学びと祈り会を行っています。
教会員の方々と一緒に聖書から学び、共に祈ることは貴重な一時です。
聖書からは“コリントの信徒への手紙”を学んでいます。
ギリシャのコリントという大きな町で宣教をしたパウロは、キリストの福音を重視していました。
ところが、その後、コリントの教会の人々は「どの先生の教えに従うか」ということで、仲間割れをしていたのです。
そこで、クリスチャンにとって大切なことは「どの先生に従うか」ではなく、「イエス・キリストの福音に従う」ことだと、パウロは“コリントの信徒への手紙“で書いています。
つまり、イエスさまが十字架に架けられたことによって、私達の罪が赦されて永遠の命を受ける救いの道が開かれました。
「イエスさまの十字架が私達を救った」ということが大切だと、パウロは教えています。
救い主イエスさまの十字架を仰ぎ歩む時に、私達の心に平安が訪れるのです。

“十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です“

(コリントの信徒への手紙一1章18節)

2012/07/12