牧師コラム

コラムNo19

クリスマスをお祝いする行事が、今年も世界各地で行われています。

クリスマスはクライストとマスの2つの言葉が1つになって出来ました。クライストはキリストを、マスは礼拝を意味します。つまり、クリスマスはキリストを礼拝すると言う意味です。

歴史の教科書に2000年前に生まれたと書かれているイエス・キリストの誕生を、毎年、世界各地で、お祝いし礼拝するのは、なぜでしょうか? 私達が誕生日を毎年お祝いするのは家族か友達など、近い関係にある人だけです。イエス・キリストは私達と近い関係にあるのでしょうか。実は非常に近い関係 にあると聖書は教えています。

「子を持って知る親の恩」という諺があります。私達は親になって子供を授かった時に、初めて親の恩、親の愛情の深さ、有難さを理解するという意味です。同じ立場になって経験した時、本当の意味でその事を理解できるのです。

だから神は私達の人生の苦しみ嘆きを理解して下さる為に、神の独り子のキリストを人間と同じ肉体を持ったイエスとして、この世に送って下さいました。

そして、そればかりでなく、イエス・キリストは罪深い人間の罪を全てその身に背負い、十字架に架かり苦しみを受ける為に、この世に来て下さったのです。

私達のあるがままをそのまま引き受けて下さる神の愛が、このクリスマスの日にハッキリと示されたのです。

クリスマスの出来事は、罪ある私達を救う為に、神から贈られた愛の形である事を、私達に知らせています。

この救いの真の光が私達の上に、今日も注がれています。

“言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた”

(ヨハネによる福音書1章14節)



当教会では下記のクリスマス集会を行います。
お気軽にお越しください。心よりお待ちしています。


 ☆クリスマス礼拝 
  12月22日(日)午前10時15分 
   ハンドベル演奏など。
 ☆クリスマス・イブ礼拝 
  12月24日(火)午後6時30分 
   ヴァイオリン演奏やキャンドル・サービスを行います。

2013/12/20